我が家の3軒隣で火事!生きた心地がしなかったよ・・・

3月17日の9時頃、仕事中に1本の電話が。

近所に住む知り合いからの電話。

なんだろ、珍しいなと電話に出ると・・・

知人:「お宅の隣が燃えているよ!」

僕:「え??」

知人:「ガンガン燃えてる!」

僕:「え??まじで!!!!」

 

ここで疑問が浮かんだ。

隣と言っても、我が家の隣は北側に1軒のみ。

その隣はさらに北側に1軒。

と言うことは、北側の家が燃えているのか??

僕:「我が家の隣って、北側の平屋のこと??」

と聞くと、

知人:「遠くから見ているから、煙で見えない・・・」

知人:「とにかく、近くだ!」

自宅には妻と6歳の息子がいるので、急いで電話すると。

妻:「火事火事!!」

息が上がっており、超動転している。

僕:「とにかく逃げろ!何も持たなくていいから逃げろ!!」

と言いって、自宅に急行した。

 

当時は春風が吹き荒れ、風速8メートル以上の風が吹いていた。

風は西風。もしも我が家の北側の家が燃えていても、延焼はしないか??

風向きが変わったら、我が家に燃え移るか??

我が家の北側の家は新築。そして、さらに北側の家も築2年の新しい家。

何が起こっているのだ。こんなこと、あるのか・・・

家に着くまで様々な憶測が頭の中を駆け巡った。

15分後、家に近づくと、あたり一面煙で覆われている。

まだ鎮火していないようだ。

 

消防隊員や警察に事情を説明し、自宅まで通してもらった。

そこで目にしたのは、火柱を上げながら燃える光景。

燃えていたのは我が家から北に4~5軒目の二階建ての木造住宅だった。

まずは一安心。不謹慎だが、我が家じゃなくて良かった!と心からそう思った。

妻も無事だし、子供なんか普通に遊んでいる・・・。

あぁ、良かった。本当に良かった。。。

 

しかし、心から喜ぶことなんてできない。

なぜなら、その燃えている家の西側の家に燃え移っているからだ。

しかもその家は、後輩の実家。

両親とも面識があるし、挨拶もする。

泣き崩れる後輩のお母さん。

かける言葉がみつからないよ・・・

後輩の家は全焼しなかったものの、後で中を見せて貰ったら、天井や屋根裏の柱は全て燃えて炭と化していた。

火災の恐ろしさをまじまじと感じた瞬間だった。

なんで近所でこんな事が起こってしまうのか。。。現実を受け入れるまで時間がかかった。

 

出火の原因は、出火元の家に集められた大量のごみ。

そのゴミを家の薪ストーブで焼却処分していたらしい。

煙突が詰まっており、火災につながった様だ。

以前より近隣から苦情を入れていたようだが、一向に改善されず事故は起こった。

最悪だ、マジで最悪だ!!!

火を貰った後輩宅の怒りと悲しみは測り知れない。

出火元はもちろん保険には入っていない。

そして、後輩宅は火災保険満了後、更新はしなかった模様。

突然家と財産を失い、解体費をかけ解体し、別な場所で暮らさなければいけない。

なんと言うことだ・・・こんな悪夢って、あるのか。。。

命は助かったものの、不幸にも程があるじゃないか。

後輩の家族を見ているだけで、胸が締め付けられる・・・

 

その夜、辺りには焦げた臭いが漂い、一睡もできなかった。

普段から静かな住宅街。

まるで東日本大震災の時のような深い静けさが、もの凄く恐怖に感じた。

今回の火災が夜中だったら・・・命を落としていたかもしれない。。。

 

火災って、本当に恐ろしいですね。

みなさん、火災保険には加入していますか?

我が家はしっかりと加入していいます。

今回の件があって、保険の大切さを改めて感じさせられました。

まだ未加入の方は、是非加入してください。


ちなみに火災保険ですが、火災だけではなく、建物の損害でも使うことが出来ますよ。

壁の破損、雨どいの修理など、掛け金よりも大きい見舞金を受け取ることができますので、使わない手はありません。

診断をする専門の方々もおりますので、お気軽にご相談してみてはいかがでしょうか。

 

ではでは、みなさん火の用心!!

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