吹き抜けのメリットデメリット!

吹き抜けのメリットデメリットはネットで検索すれば色々ヒットしますね。生活スタイルや考え方ひとつでメリットと思うか、デメリットと思うか分かれるところです。

今回は、僕たち家族が実際に住んでみて分かったことを皆さんにお伝えし、本当に吹き抜けが必要なのか、今一度考えていただこうと思います。

吹き抜けの開放感は最高!

やはり吹き抜けの一番のメリットは開放感ではないでしょうか。朝起きた時の太陽の日差しが差し込む開放的な明るい空間。これは吹き抜けでしか味わうことができないと思います。吹き抜け部分に大きめの窓を設置するれば、青空を眺めることもできます。

我が家では、24帖のLDKのうち半分の12帖が吹き抜けになっています。リビング階段にすることでお洒落に、そして二階との一体感が生まれ家族とのコミュニケーションがとても楽しいです。

また、部屋全体が繋がっているので風通しもよく、春や初夏などは気持ちよく大変過ごしやすいです。吹き抜けがあることで心にも開放感が生まれ、毎日の生活が楽しくなりますよ!

でも、メリットだけでは無いことは皆さんも分かっているはず!我が家のデメリットと思う部分をこれからお伝えしますね。

吹き抜けは光熱費がかかる!

そうです、皆さんは色々調査済みだと思いますが、吹き抜けはそれなりに暖房費がかかります。暖かい空気は上に行くため足元は少しヒンヤリしますので、我が家のような雪国や寒い地域では床暖房の設置をお勧めします。

我が家は床暖を付けませんでした。(予算がなかった・・・)そのため、灯油の暖房とエアコンを併用しているのですが、エアコン代1万円ほど、灯油代で約1万5千円くらい月々かかっています。(設定温度24度、外気マイナス4度くらい)この費用を考えると、少し無理してでも床暖を入れるべきだったかと後悔。

ただし、勘違いしないでいただきたいのは、暖房費はかかりますが決して寒い訳ではありません。基礎断熱なのか床暖熱なのか、吹き抜けの大きさや家の性能にも左右されますので、設計士の方と綿密な打ち合わせをするべきですね。

あと、吹き抜けが大きいと夏場の冷房にも影響してきます。特に暑い地域では大変だと思います。容積が大きければ大きいほど冷やすまで時間がかかるため、電気代も増えちゃいますよね。

窓が多ければ日差しもいっぱい入りますが、夏は暑くなりやすく、冬は寒くなりやすいです。現在は高性能のサッシもありますが、その分値段も上がります。

我が家の吹き抜けの暖房費はこちらから。

吹き抜けは音が響く!

吹き抜けの構造にもよると思いますが、音が反響して結構うるさいです。我が家の場合、すべての部屋が吹き抜けと繋がっており、どの部屋にいても音が響いてきます。テレビの音、会話の音、食器を洗う音など、リビングで発する音はすべて反響して響いてきます。

今は慣れましたが、最初のうちは熟睡できなかったり、寝付けなかったり、結構ストレスになったのを覚えています。

部屋の入口の場所を工夫したり、吸音性能のある天井にするとか、音を遮るように廊下を設けるなど検討すれば少しは音の減衰が可能になるのではないでしょうか。

吹き抜けはニオイも家中に広がる!

音が響けば同じく匂いも家中に広がります・・・焼肉など煙の出る物は要注意。家の中で焼肉を頻繁に食べるご家庭でしたら、二階のホールなどに換気扇の設置をお勧めします(笑)

ニオイが嫌だからといって、食べ物や料理が制限されるのは嫌ですよね。工夫次第では部屋に匂いが行かない構造にもできるかもしれません。

吹き抜けは掃除が大変!

これはパパさんにとっては重要ですよ!梁のホコリ、シーリングファンのホコリ、吹き抜け部分の窓の掃除、サンのホコリ、ライトの交換などなど、メンテナンスが大変です。

大梁などが無い場合、最悪は内部足場を組んで業者さんにお願いしなければいけませんので、キャットウォークをつけるとか、後々のメンテナンスを考慮した設計にしたほうがいいです。

梁はあるけど、結構大変です・・・

ファンの位置、ライトの位置、エアコンの位置、通気口や換気口の位置、窓の位置など、すべてに気を配る必要があります。

それでも僕は吹き抜けをお勧めします!

吹き抜けはデメリットの方が多いように感じますが、それを凌ぐ程の開放感ある空間は捨てきれません。もう一度家を建てるとしたら、必ず吹き抜けを設けますね。その時は今の経験を元に、もっといい吹き抜けができそうです^_^

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